2016年11月

2017.12.05 update
2017年11月13日(月)

ひとひ送り出し、お座敷で「靴の短編」佳境。園子さんはぺーテーアーのことで学校へ。11時半まで書き、コナミ運動センターでひさびさにいっぱい、重いものをもちあげたり、押し下げたり、押し出したりし、にせ自転車に乗ってにせの10キロを走った。最近、こうしたにせの器具類がすべて新調され、そんな意欲もないのに、つい、いろいろ試したくなってしまって気がついたら、あ! 1時間半! ブションでお昼。ピノ・ノワールです、いわれて飲んだからか、耳につーんとおいしいワイン。うちに帰って着古した服を整理しつつ、ホソノバ、マリア・マルダーなどかける。イーネ、ヤッパ、京都の空気て音楽に向いたはる。ひとひ帰ってきて、サーテ、宿題すっか、というときにしーちゃん、もっちゃん、なっちゃんの母娘三人衆がやってきて、いろいろ遊びつつ宿題しつつピアノ弾いたり本よんだり。園子さん帰ってきて女子チームいっそう女子づく。そして4時半頃手を振って帰っていく。宿題、小学校の用意終わり、サーテ。ひとひのプラモデル作り第一章。信太郎くんに送ってもらった海上自衛隊護衛艦「ひゅうが」1/700スケールモデル。アンテナとか細かい細かい。こういうところは僕が分担して、ひとひにはブリッジや船体など、大きいところを作っていってもらおう。今年じゅうに完成するかな。F1のブラジルGP予選。ハミルトン事故る瞬間。それから「クラシックカー・ディーラーズ」。園子さん披露コンパイしつつの晩ごはんは、ナポリタンスパゲティとポトフ。よなよなエールと銀河高原エールをあけ、ミモレットチーズも食べる。なんかゼータクな一日だった気がする。ふとんのなかでひとひと「いるかとくじらのクイズブック」読んで寝る。

2017年11月12日(日)

朝ごはん食べ、ひとひとカブトムシの幼虫の世話。新聞紙に土をぶちまけて、幼虫くんらを別の容器にうつし、土のなかのうんちをつまんで取りのぞいていく。1年生になっても、土をぐじゃぐじゃにしたり、水をかけて混ぜたり、なかになにかを埋め込んだりするのが大好きだ。泥まみれになるのも。終わったら、いまのところ父子でいちばん楽しみにしてるテレビ番組、ジェームズ・メイの「夢のおもちゃプロジェクト」のつづき。鉄道模型編は、悪天候、遅延、電車の度重なる故障で、ついに中途で断念。ひとひもジェームズさんも、なんともいえない、パンかと思ってかじりついたらジャリの塊だった、みたいな表情を浮かべていた。あんまり切なそうなので、「らいしゅう、パート2があるよ」と教えてあげたらパッと陽が射したように顔が明るくなった。12時過ぎ、一家三人で市バスに乗って北山駅。2時から「魔法のオーケストラ」。第3回。今回の指揮者は宮川彬良さん。NHKの「クインテット」に出演していて、園子さんは宮川さんが大好きなのだ。演奏は京都交響楽団、司会はガレッジセール。宮川さんは演奏も喋りも冒頭から飛ばしまくっていて、ガレッジセールのふたりも楽しそう嬉しそうだった。宮川さんの動作、指揮、音楽、すべてが気に入ったようだった。マンシーニの「子象の行進」で、途中の楽器演奏が、コカコーラの壜を吹く「ボトラーズ」に(じつは京響のトランペットふたり)。また後半で、出だしが「ソドミソ」ではじまる曲ばかり27曲ならべたソドミソメドレー(モルダウから五木の子守歌からトトロから浦島太郎から千の風になってから・・・)。ひとひ大爆笑。クラシックの演奏会は席を変わってみるとよけいおもしろいね(前半は前から四列目、後半は真後ろにいった)。市バスの停留所で、ひとひと同じパーカー、同じアシックスのスニーカーを履いてる男の子がいて、三人で、ビルの横のパイプの「おすい」と書かれてあるふたがつぎつぎに破裂していったら、というバカ話をきっかけに友だちになる。木下Pたろうくん。小2にみえないくらいからだが大きく。同じパーカー、同じアシックス、そして同じコンサートにいって、同じ地域に帰る、ということからわかるとおり、ひとひとたいへん相性が合い、ふたりでふざけてえんえん遊んでいた。先におりた木下くん、スタートしたバスとダッシュで競走! えーなー、こういう小学生。ひとひの主張がとおり、晩ごはんはたこ焼き。園子さんが種をつくり、僕がくるくる回して焼く。1回戦で30個焼き、2回戦で28個焼いた。たぶん、僕は20個、ひとひは20個、園子さん18個、くらいの分担だったとおもう。おなかがたこ焼きのようにふくれている。とんかつ清水のカツサンド食べてもこんなにはふくれねいっすよ。

2017年11月11日(土)

この日が「いぬの日」だなんて、僕、しらなかったワン。だから今日は、犬として日記つけるワン。みんな早起きだったワン。朝ごはん食べてから、僕だけ7時半、錦林集合。くものすおやぶんリハーサル二回。おじいさんとおばけのリハーサル二回。9時に開会式、9時半から「ふれあいまつり」スタート。体育館から出てすぐのところのスライム大人気。もはやひとつの名物、といった感じ。はじめはパレット、出足いまいちだったのが、ひとひがいちばんのりで来てくれてから、客足ぐぐぐいっと伸びる。1回目は50数人、2回目は100人をこえました。絵本+人形劇+紙芝居「くものすおやぶんとりものちょう」は、メンバー全員、出せる力を余すところなく出し尽くした感じがあって、とてもとてもすばらしかった。演者のみんなが楽しんで、そして、当日来てくれたお客さんたちもいっしょに、それ以上に楽しんで、よかった、すごかった、と出ていってくれる。とにかく、ふつうのおかあさんがたの顔をして、おはなしパレットの女性たちはこういう手作りのステージ演目に関して、とんでもなく優秀だ。僕はそこにのっけてもらっただけ。ほんとうにいい経験ができました。2回目のステージが終わったら「おとーさん、じゃ、まわるでー!」と、ひとひに引っぱられて各ブースをまわる。「おやじの会」のロケットづくりは、簡単なしかけで、みたこともないたのしいおもちゃロケットが。お茶席では、ひとひは八つ橋ふたつ(僕のぶん含め)とおいしいお薄。はたき作り。ミサンガ作り。単純作業が「たのしい」らしかった。最後は体育館に駆け込んで紙飛行機とばし。「5メートルごえー」と喜んでいた。閉会式のコーラス隊、近衛中の吹奏楽部の演奏、すばらしかった。いまの学校行事ってすごいねんなあ。こころから楽しみました。教室の片付けやら掃除やら。お茶とジュースでパレットのみんなとカンパーイ(なぜかひとひもいっしょ)。お昼は七福屋さんでやきそば、汁そば、酢豚。2階にあがったら同級生の青木さんと加藤さん、そのお母さんたちが。食後、園子さんは買い物に、僕とひとひは動物園へ、ツシマヤマネコの子猫を見に。うわー、チョーキュート。自分がかわいいっていわれてるんがようわかってるものの仕草で、あくびしたり、顔あらったり、おなかなめたり。ほかにも一周し、ヤブイヌ、サル、ゴリラのゲンタロウの様子などチェックしつつ、結局はさいごにまたツシマヤマネコ。「ぴっぴ、どーぶつえんにすみたいくらいやなあ」とのこと。夕方4時過ぎるとどんどん冷えてくる。手を真っ赤にしつつ家に帰り、ピアノのおさらいさっとして、Eテレでクラシカロイド、スポンジボブの黄金コンビ。園子さんが焼き魚を焼きあげるまでのあいだ、録画しておいた「夢のおもちゃプロジェクト」見る。鉄道模型編。20分くらいでサンマが焼け、ひとひごねかけるも、明日の朝、いっしょにみよう、というとちょっと納得する。サンマ塩焼き、ひじき、ほうれんそうおしたし、ひとひはこれに加えて大人のふりかけ。園子さんと僕は大根おろし。お風呂のお湯のなかでひとひ、ずっとずっと手首に巻いたミサンガを気にしている。きもちいーなー、とかいって。

2017年11月10日(金)

錦林小学校、ひとひ初めての学芸会。9時に体育館に集合。まずはじめは1年生。「むかあしむかしのおはなし」を、ふたつ。ひとひは、日本の「おむすびころりん」で鍵盤ハーモニカ、ロシアの「おおきなかぶ」では、おおぜいてる、かぶのうちのひとり。ゆめいろ学級は、農家のひとにきいた、京都野菜のそだてかたのお芝居。3年生は、本気の和太鼓。休憩をはさんで、4年生は、リコーダーを「ふえ星人」に習うところから始まる音楽劇。5年生は、楽器とうたによる世界ツアー。日本の、まっかだな、まっかだな、のところで涙でそうになった。あかんな、おっさんは。6年生のお芝居「西遊記」は、さすが6年生、ほんま爆笑だった。6年生のみんなの、最後の学芸会、っていう気持ちが、舞台から朝日のようにこぼれだしていた。最前列の1年生たちは笑いこけていた。こうして学芸会のスピリットは受け継がれていくのか。終わったあと、園子さんは明日の「ふれあい祭」の準備、僕は一度家にかえってオートスポーツ原稿。「おもちゃプロジェクト」のブルックランズの回について書きました。あの番組も毎回、一回こっきりの学芸会をやってる感じ。4時に学校へ戻り、自転車を停めているとひとひがとびついてくる。ふれあい祭、の明日の教室の準備とリハーサル。照明について、大型絵本はぎらぎら光って見にくい、という事実が判明。ライトを下に向け、ずずっと前に出すことで解決。もと京都会館に貼られていた暗幕は、立誠小学校を経て、いま、錦林小学校のおはなしパレットに受け継がれた。ドゥヴリーズさんは、京都会館の客席で大きなったようなもん、といって、なつかしそうに暗幕をみあげた。京都はそういう受け継がれが頻繁に、そこいらじゅうで起こる。リハーサル二回、「おじいさんとおばけ」のリハ1回みて、挨拶して辞去。クウカイで、園子さん、ひとひと待ち合わせ。スズキ、レンコダイ、ビンチョウ、イサキ、サンマなどの刺身盛り、レンコダイの塩焼き、鶏の照り焼き、豆腐サラダ、焼き椎茸など。兄弟馬がかちまくり。馬かった、馬かった、馬かった。

2017年11月09日(木)

ひとひ、学芸会のリハーサルのため早めに登校。園子さんは台所にこもって仕事。僕はお座敷で、おもちゃプロジェクトのこと調べたり、いーろいろ。10時に錦林小にいき、11時半までふれあい祭の練習。うーん。あと少し。お昼にもどり、オートスポーツの原稿を考えてから、小波運動部。うちに戻ってさらに靴の短編。3時過ぎにひとひ戻ってき、しばらく外で友だちと遊んでいたが、うちにあがってきてすぐ、宿題をはじめる。宿題が終わったら、「おもちゃプロジェクト」とスロットカーの回を見てから、オートスポーツの絵。アストンマーチンDB9と、スロットカーのコントローラーの絵を描きました。黒猫がくわえて夜の東海道を走っていく。トラック運搬の遊びをしたあと、晩ごはんは、太刀魚のみりん干し、ニラ玉すき焼き風、菊菜のごま和え、長いもの千切り、白菜の浅漬け。ひとひはニラにぶーぶーいいながら大量のごはんをたいらげた。食後はトラック朝市のつづき、そしてお風呂。奇声を発したり飛びこんだり。寝しなに読んだ「ブルくんダンプくん」はすばらしい作品やなあ!

2017年11月08日(水)

ひとひ小学校、園子さん台所、僕は2階で源氏物語「葵」。11時頃終わり、各所へ報告など。1時からKBSで「ころがるいしのおと」収録。「ラブ・イズ・ストレンジ」「クライング・イン・ザ・チャペル」など、アメリカンポップスな第1週、「海猫の鳴く波止場」「ロンリー・アイランド」「カイナマヒーラ」など、港町な第2週。12月23日にタカシマヤで蓄音機かけることになりそう。詳しくわかったらまた書きます。うちに戻って、フー、と息をついてまた外へ。今日も錦林小までかようザンスよ! わたくち、PTAじゃーありませんのですけどネー! 3時過ぎに出てきたひとひと合流し、熊野神社から201のバスで出町柳駅前。11月になってヘミングのスイミングの曜日が水曜に変わったんです。火曜に体操がはいるから。水曜のコーチは色白でよく笑っている若い男性。お、ちゃんとマンツーマンでいろいろ指導したはるやん。そしてひとひが偉業をなしとげたのは、この日午後4時10分過ぎのことだった。クロールで、お、順調にまんなかを通過したな、と見守っていると、あれよあれよという間にそのまんま泳ぎつづけ、気がついたらプールのもう一方の端に、デーン、とタッチ。25メートル、クロールで初制覇! あとできいたら先生はなにもいうてないのに(8級はまんなかくらいまで泳げたらそれでOK)、自分で「ヨシ」と思って、先生に「25,いってもいい?」ときいた上でのトライだった模様。スゴイスゴイ! 僕はその興奮の余韻にひたって最後までぼーっとしてしまった。ひとひは、火曜から水曜に移って、おかしを交換する相手がひっとりもいいひん、と口をとがらせていたが、いやなに、おやつ交換なんてじきにはじまるさ。おけいはんでうちへ。園子さんなんかテンパり気味。ひとひと夕食前のオヤツのことでつばぜり合い。園子さん勝つ。晩ごはんは、かれいの煮付け、ほうれんそうおしたし、れんこんのきんぴら。食後ひとひはラフランス食べながらディスカバリーの釣り番組。最後まで見られて納得。

2017年11月07日(火)

ひとひはいろいろと「たまってる」のかもしれないが、それでもがんばって「いってきまーす」と学校へ。園子さんは家計簿の講習会本番の日。源氏物語「葵」クライマックスの出だしをギリギリまでやって、10時から学校でおはなしパレット、ふれあい祭「くものすおやぶん」「おじいさんとおばけ」合同練習。手作りで紙芝居と人形を作りきってしまった「おじおば」組の実行力はすごい。あかりを消し、スポットライトをつけて演じてみるとまた趣向がちがってくる。紙芝居ベテランの佐伯さんのアドバイスもいただき、練習はじまる前より数段よい出し物にブラッシュアップできたのではないかと。3時に下駄箱のところでひとひと合流。いっしょに帰ってオヤツ。宿題、こくご、さんすう。園子さん帰ってきて音読カード。4時半からいよいよ踏水会の体験「たいそう」。始まる前のボール遊びでもうひとひのテンションあがってる。小学生1年から6年まで、スタート、の号令でぐるぐるぐるぐる、ぐるぐる走る。走る。走る。熊あるき、くもあるき、けんけん、スキップ。準備体操のあと本格的にマット運動。ひとひ、まわりの子らとくらべ明らかにイケてない、けどメチャメチャ楽しそう。途中、ささっと僕のところへやってきて「ゼッタイはいる!」と耳打ちして去っていった。よしOK! 終わってからの変なドッヂボールがまた楽しそうだった。うちに帰って、晩ごはんはブリしゃぶ、ニラ玉、めかぶ、炊き込みごはん。おもちゃプロジェクトの「スロットカー」の回、激感動しつつ見終わり、お風呂はいってグースラネ寝る。園子さん12時まで学校の仕事。僕は入れ替わりに起きだし、2時頃まで学校の仕事と小説の仕事。フー。

2017年11月06日(月)

ひとひと園子さん、登校前のせめぎ合い。送り出してから園子さんは友の会の準備。僕は葵小学校へ。教頭先生いわくうちに吉田先生はいいひんと。5年生担任で、結婚してる先生すらいいひんと。ちゃう、別の学校や!カナートに自転車とめてタクシーでうちへ。紫明小学校や!タクシーに鞭打って駆け込む。吉田さんにほんと申し訳ない。授業にはまだなんとか間に合った。子らのかしこい表情にほんまこころ撃たれた。すごいすごい、紫明の2017年度の5年生。自転車でうちに帰り、自分の創作。ひとひが帰ってきて外で遊んで帰ってくる、4時半ごろまで。それからまた、宿題をめぐる、園子さんとひとひとのせめぎ合い。せめぎ合うのは仲のよい証拠。僕の膝で「ももたろう」それに「微生物のサバイバル」読んでテレビ。晩ごはんは煮込みうどん。 なんにも食べずに僕は6時20分に「いってきまーす」。とんかつ清水で、うすいはるかちゃんと待ち合わせ、ヒレもロースもどっちも食うやろ! 飲み、飲み、國田屋さんにうつって飲み、飲み、飲み。Hi-fiカフェの吉川さん、釣り名人のかた、若い会社員のかた、いろいろと。11時にさようなら。ネム木という木が口から生えてきてるけど日記かかな。

2017年11月05日(日)

園子さんはジーンズとトレーナー姿で岡村ちゃんに会えたらしい。朝ごはん食べ、ひとひとふたり、田端新町二丁目の防災訓練に参加。地震体験車で、深度7の揺れにみまわれ、煙体験コーナーでちょっと怖い思いをし、二度、三度と、消化器の放水を体験した。ひとひは帰ってプラレール。園子さんとお義母さんはいろいろと家の話。12時過ぎに用意し東京駅へ。1時25分発ののぞみちゃん。ひとひはおにぎり二個、園子さんはカツサンド、僕はピーナッツとビールのお昼ごはん。「鉄おも」読んでいるうち気がつけば名古屋過ぎ。京都駅で園子さんは伊勢丹へ、男子ふたりは三省堂。タクシーで5時前にうちに帰り着く。奥村さんが即、郵便物の詰まった紙袋をとどけてくれる。いつもほんますみません。荷物の整理、そしてお風呂。晩ごはんは牛しゃぶ、豚しゃぶ、野菜しゃぶ。園子さんたまっているPTA・友の会仕事。2階の布団、敷布はウールに、綿毛布も加わり、冬の体勢になった。ひとひは夜中じゅう、ぎっこんばったん、掛け布団をけっとばしつづける。風邪ひくで。

2017年11月04日(土)

8時前に起き、ひとひとふたり三崎下町散歩。岸壁を歩き、まるいちで美智世さんにオハヨーをいい、仲崎のおいなりさんに今日の大漁を祈願する。「いっぱい、おさかな、つれますように」。ichiに戻って、おいしい洋食の朝ごはん食べたらすぐ、成相さん運転の軽自動車で、諸磯の岸壁にキス釣りに。園子さん運転のソリオ、うしろからじわじわとついてくる。誰もいない岸壁。むこうに見えるは油壺マリーナ。何度かリールを投げる練習をするうち、ひとひだんだんと様になってくる。「じゃあ、しかけつけて、なげてみよう」。と、一発でしゅるしゅるしゅる、と40メートルほど。「こうして糸を張って、動かしていくと・・・ほら、かかってる」。え? まだ5秒くらいですよ先生。ひとひ、ジェレミーさんばりにきゅるきゅるリール巻き上げる、と、ア! ほんまに一匹! ぴかぴかのメゴチ! こうしてひとひの生まれてはじめての海釣りでかかったのは眠そうな目のメゴチでした。それからもキャストのたびにキス、メゴチ、ハゼ。僕は場所を変えてキャストし、クサフグ、ベラなども釣果にくわえた。12時まで釣りつづけ、クーラーボックスのままichiに持って帰って、そのまま成相さんがおじいさん譲りの包丁で三枚におろし、天ぷらに揚げてくれる。おいしかったこと! そらそーや、諸磯の海からじかに天ぷら油の海へとびこんだようなもんやから。また、成相さんのさばきかたが、家の梁や屋根を扱うのとおなじように、魚にどこも無駄な部位なんてない、と考えているとおりそのまんま。それに魚のほうもこたえる。成相さんにこの家を引き継いでもらってほんとうによかった。天の配剤。お昼はポパイにいき、やきそば類とギョーザ。石渡さんご夫婦はいつもポパイとオリーブさながらに元気。まるいちへいき、今回最後のあいさつ。すぐるくん、じゅんくん、やっちゃん、のじ、とデカイ男4人がたちまわる店先は威勢がよくてほんまカッコイイ。手があいた一瞬の隙を狙って記念写真。手を振りちぎれるくらいまで振ってまた今度。ところが、三浦縦貫までの一本道、三崎口を過ぎてからがエラ混み。5時半に岡村ちゃんライブでお台場にいく園子さん焦る焦る焦る。三浦縦貫、横横、湾岸線に乗って、まるでブラックバードみたいにソリオのアクセルをベタ踏み。そして「レインボーブリッジ」なる標識のあたりで、なにを考えたのか出口にむかってしまう。ひとひ「ちゃうで、まだもういっこむこう」「え!」そのとーり、もう4時を過ぎようというのに、園子さんは湾岸線からお台場の海浜公園の出口から出てしまったのだった。「あー、どうしようどうしようどうしよう」「もう、このへんのどっかに駐車して、そのまんまライブいったらええやん。僕らはゆりかもめとかで普通に帰れるし」「・・・・あ!」と園子さん、自分のジーパン、トレーナー姿に気づき「えーん、こんなんじゃ、岡村ちゃんに会えないよーう。おうちに帰ってきがえたいよーう。えーん、えーん」とマジ泣き。でもね、まあ、しょうがない。りんご電話でいろいろ調べはじめる園子さんを置いて、義母、義姉はゆりかもめで新橋へ。僕とひとひはMEGA WEBまで歩いていき、「ぴっぴ、うんてんめんきょ、リュックのポケットにはいってない?」「・・・いれてへんとおもうけど・・・あ、アッタ!」ということで、FCピウスの運転を6周楽しんだひとひ。「ほんまは、おだいばにいかれへんかなあ、って、ずっと、おもてたん。だから、めっちゃ、うれしいん」園子さんはまんまとひとひのマジックにかかってしまった模様。6時半に尾久の家。晩ごはんは坂田のおいしい鰻。運動の番組みて、8時半に就寝。園子さんは11時頃に帰ってきたとおもう。

2017年11月03日(金)

いま、うちに帰った。でも、そこはもう、別のひとの手に渡っている。別のひとがゲストハウスとして運営してくれている。でも、今日は、僕のうちだ。酔っぱらっているからいえる、だからこそわかる、ここは、あいかわらず僕のうちだ。階段の染み、色、そういうものより角度。この斜面を毎日20回くらい、都合、10万回くらいのぼりおりした。その記憶が僕のどこかに眠っていて、そのまま朽ち果ててしまうことはない。ありえない。だって。それは、ほんとうのことだから。外できこえる咳、カラオケ、ああ、今日はまだ11月3日、文化の日だからかな。帰ってきてまるいち。カマスにイサギにカワハギにイワシに。油壺マリンパーク。カワウソ大人気。イルカショーにはやはりいつもの「ペンギンくん」が出た。園子さんが子どものころから、油壺といえばこの「ペンギンくん」。オタリアのDJにひとひはいちばんうけまくり。明るいうちにichiに入り大感激。5時半に矢野さん、ヤスンタさんと、まるいちで待ち合わせ、義母、義姉、園子さん、ひとひと、刺身の大皿の乗ったテーブルを囲む。三崎のホスト役が板についた矢野さんとヤスンタによって、田村家の女子チームはだんだんと固さをほぐされていく。ムツ、カマス、イサギはそれぞれ、半身が刺身、半身が焼き、カワハギはまるまる肝和えのお刺身、カサゴの煮付け、プラス矢野さんが、キンメの煮付け、サザエのおつくり、そしてひとひが美智世さんからのプレゼントとして、ほうぼうのお刺身。ぜんぶひとりで食べてあとでおなか痛くなる。みんなぺろりと食べてしまって、そして矢野夫妻もいっしょに油壺の観潮荘にお風呂はいりにいくことに。買ったばかりの電動自転車のヤスンタさん、レンタカーのわれわれより早くついている。でもお風呂はゆっくり。男子チーム出て、休憩所でごろりごろり。ひとひおなかいたくてヒーコラ。寝そべっているうちだんだんと楽になる。ichiまでおりていき、若い出版社のふたりと合流。園子さん、ひとひは三人部屋へ、義母、義姉は二段ベッド。僕、矢野さん、若いふたり、ichiでちょっとメスカルのみ、10時に外へ。牡丹で飲んでいる英くん、じゅんくん、りょうすけくんと合流。そこへのじ加わる。こいつらとメスカルのんでただですむわけない。焼酎もまじる。夜が入り乱れる。気がついたら自分の家だった家の2階で、夜の波音を浴びながら横たわっている。これは夢なのか? なんて巨大でやわらくて、あたたかな光にみちみちた夢なんだろう。

2017年11月02日(木)

朝からみっちり。納豆ごはんのひとひを見送って靴の短編。9時に自転車で原山さんのところで目の検査、コンタクトレンズの相談など。10時から近隣の錦林で「おはなしパレット」の「ふれあいまつり」の練習。練習で一個投げた、クモの巣投げテープがたいへん美しくて、これは買ってよかった、とおもった。11時半に辞去し、小波運動センターで体調ととのえ、いったんうちに帰っておにぎりと玉子焼き。ゼスト御池にまわって、ひとひと約束していた「乗りおも」を買い、2時に京都新聞のロビーで岡村さんと新井さんと待ち合わせ、「源氏物語」編集担当の森山さんとお顔合わせどす。話はてんからてんから調子よう弾みます。3時にうちに戻って園子さんの掃除機かけの手伝い。出発の準備しているとひとひが「ヒー、ハー!」と叫んで黒谷さんあたりから飛んでかえってくる。やるなあ。ちゃぶだいの上のおもちゃ片付けと宿題、それに、今日もっていくものの用意。4時半頃MKさん来て、トランクと荷物もって乗りこんで京都駅。三者三様の牛肉弁当かい、4時55分ののぞみちゃんに乗りこんで、名古屋に着くまでにぜんぶ食べてしまう。あとは品川駅まで「乗りおも」。眠いが最後まで読んであげることができてよか・・・。東京駅、日暮里駅、赤土小学校。田村家の前の完璧に舗装された道を、ひとひが引きずりトランクを引きずって歩いていく。ピンポーン! アローハー! こたつのある家は人間が進化するのか退化するのか。お風呂入り、田村家の女性たちに見送られ、僕とひとひは寝床へ。「ねむれへん、あつい・・・グー」。下へおりてってお酒のみつつ日記。園子さんはテレビを存分にみてくださいな。

2017年11月01日(水)

すばらしい好天。ひとひ意気揚々と小学校へ。園子さんだいどこ。僕はお座敷で源氏物語。原山眼科に電話するとまだコンタクトとどいていなくて明日に。10時過ぎ、こどもみらい館に「くものすおやぶん」大型本いったん持って行って借りなおし、ふれあいまつり当日までのレンタル権をゲット。そのままリュックサックもって大阪は九条の腋済会病院へ。父が今日手術する。ヘルニア、というはなし。腰の痛みはもうずいうぶんよくなっていたはずなのに。着くと母がもうきている。父は「いた、いたいわー」といって、右足のつけねらへんをさすっている。ん? なんでそんなところに椎間板が? ようきいたら、脱腸のヘルニアのほうやった。ちゅん。お見舞いは事前にくわしくきいてからのほうがええね。手術のあいだ「源氏物語」しあげ「靴の短編」すすめる。午後たっぷり創作て最近めずらしい。バルセロナが舞台の長編小説「風の影」読みはじめる。イヤー、綿でできた馬、尾もろ、尾もろ、オモロ。手術かんたんに成功し、6時には立てるといわれ、6時まで待っていたら、あとできた看護師さんに、7時以降です、術後3時間は安静ですっ! ぴしゃっ、といわれ、まあしゃあないので母と辞去。心斎橋のステキな穴蔵レストランでワインとコース。母栓がぬけたようにいろいろ喋りまくる。女性には喋ることと新しい服が必要だ。8時過ぎに御堂筋歩いて帰る母をみおくり、地下鉄、おけいはんで京都に9時半。園子さん、ひとひの寝静まった家で、明日以降の計画たてながらジンをのむ。